退職日が決定したら、今度は引継ぎについて上司と相談しましょう。引継ぎ相手、内容、スケジュールなど、自分1人で決めれるものではありません。引継ぎは周りを巻き込んでの一仕事になります。
教えきれない部分はノートを残そう
通常、引継ぎ相手と一緒に仕事をしながら教えていくことが多いのですが、退職後に「そういえばアレ言ってなかった・・・」と思い出してしまうこともあります。
そういった引継ぎモレが無いよう、引継ぎのチェックリストやノートを作っておくとよいでしょう。仕事の内容、手順、資料や製品の保管場所など、思いつくものを先に記しておくのです。そうすることで教えモレを防ぐことができます。
また、自分が思っていた改善点や注意点などを書いておくのもアリです。引き継ぐのは仕事の内容だけではなく、人間関係も引き継ぐことになるので、その部分もうまく伝えられればベストです。
例えば、取引先の窓口、上司、過去のトラブル事例や対処法、その会社・人と取引を始めた理由など、日々の業務とは関係ない部分かもしれませんが、その先の付き合いを考えるとこれも大事な部分と言えます。
単に仕事のやり方を教えるだけでなく、自分がその職場で学んだこと、思ったことも伝えていきたいところです。
後任者を連れての挨拶回り
これも引継ぎの大事な仕事です。
社内はもちろん、社外にも後任者が誰か分かるよう、後任者を立てて回りましょう。